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働くならどの介護施設がいい?診断方法と選び方のポイント

デイサービスやグループホームなどさまざな介護施設がありますが、施設によって、仕事内容、就業形態、得られるスキル等が異なります。向いていない施設を選んでしまうと退職に至るケースもあるため、長く働くなら自分の適性にマッチした施設を選びたいところです。

今回は、自分に合った施設の診断方法や選び方のポイントを解説しますので、施設選びに迷っている方はぜひご参考ください。

目次

介護施設と適性

介護施設にはさまざまなタイプがあり、その人のもつ適性も踏まえた上でマッチした施設を選びたいところです。

たとえば「デイサービス」の施設であれば、単に介護を行うだけでなくレクリエーションなどで楽しませることも仕事の一つとなります。「訪問介護」であれば、単独でクライアント宅に出向き、訪問先で介護業務を行うことになるため、一人で働くのが好きな方には最適ですがその分責任は重くなります。

そのように介護施設によって、行う仕事内容や求められる適性、どのような経験やスキルが身に付くか等も異なるため、働くなら自分の適性を診断し、将来のキャリアプランも絡めた上で選びたいところです。

適性診断サイトでチェック

自分の適性や向いている介護施設を診断する上で、インターネット上にある「適性診断サイト」が役立ちます。適性診断サイトを使えば、簡単な質問に答えるだけで自分にあった施設を割り出してくれます。

以下の表に、代表的な介護施設の適性診断サイトをまとめます。

サイト名診断の特徴
介護看護求人支援センター「介護の適性診断テスト」合計29の質問にチェック形式で回答。合計12の主要な介護施設との相性をグラフ形式で表示され、多角的な自己分析ができる。
マイナビ介護職「介護の適性診断」合計11の質問にチェック形式で回答。内面的な部分の質問が多く、性格や価値観からどのような施設や職業が向いているかを診断できる。
All About「介護職に向いてるか診断テスト」合計5前後の質問にチェック形式で回答。質問数が少なく、すぐに知りたい人向け。
ツクイ「介護サービス診断」※クライアント向けクライアント向けの入居施設診断サイト。合計5前後の質問にチェック形式で回答。入居する側としてどのような施設が向いているかを診断できる。

上記いずれの診断サイトも、WEBブラウザ上でいくつか質問にチェックを入れてクリックしていくだけですので、操作は簡単です。自分の適性にあった介護施設を導き出してくれ、施設の特徴やなぜその施設が向いているか等も併せて教えてくれます。

こうした診断サービスは基本的に無料で利用でき、会員登録やログイン等も不要です。診断結果はそのままブラウザ画面上で確認できますので、誰でも気軽に利用できます。

自己分析にもつながりますので、まずはこうした診断サイトを利用して、自分の適性について客観的に診断してみましょう。

施設の選び方のポイント6つ

介護職として働くなら、性格の向き不向き、勤務形態、得られるスキルなど、さまざまな要素を絡めて自分にあった施設を選びたいところです。

ここでは、以下6つのポイントにわけ、施設の選び方について解説します。

  • 集団で働くのが得意
  • 一人で働くのが好き
  • 日勤で働きたい(夜勤ができない)
  • 症状の重い入居者の介護を経験したい
  • 認知症患者の介護を経験したい
  • 病院で働きたい

集団で働くのが得意

集団で働くのが得意な方は「老人ホーム」「デイサービス」「グループホーム」等の介護施設がマッチしています。

こうした施設内で行う「施設介護」の仕事は、同僚の介護スタッフや入居者の方々に囲まれながら日々働くことになるため、チームワークや集団内でのコミュニケーション能力が問われます。そのため、集団で働くのが得意な方や協調性のある方は、こうした施設との相性がよいです。

また、レクリエーションなどを担当することもあるため、盛り上げるのが上手な人も活躍しやすい環境です。

一人で働くのが好き

一人で働くのが好きな方であれば「訪問介護」「訪問入浴」がマッチしています。

訪問介護の仕事では、通常1~2人の少人数でクライアント宅を訪れることになり、単独での行動が多くなります。そのため、周りに左右されず自分のペースで取り組みたい方には訪問介護の現場はやりやすいでしょう。人間関係や上下関係などに悩みにくい利点もあります。

ただし、訪問介護の仕事は単独であるが故に責任が重くなりやすく、現場でのトラブルなども自分一人で対応しなければなりません。また、訪問介護の仕事をするには「介護職員初任者研修」の資格が必須となります。

日勤で働きたい(夜勤ができない)

家庭の事情などで日勤のみで働きたい場合には「デイサービス」「訪問介護」「訪問入浴」が選択肢候補となります。こうした仕事は基本的に日中のみの勤務となり、夜勤が発生することは少ないです。

ただし例外として「夜間専用デイサービス」や「夜間対応型訪問介護」の場合、文字通り夜勤が主体の介護サービスとなりますので、日勤で働きたい場合は避けたいところです。

症状の重い入居者の介護を経験したい

症状の重い入居者の介護を経験したい場合には「特別養護老人ホーム」が向いています。

特別養護老人ホームは要介護度3以上の方が入居する施設となり、最も重度な要介護度5の方を介護することや「看取り」の場面に立ち会うこともあります。医師、看護師、栄養士、場機能訓練士などさまざな職種が配置されており、他業種と関わりながら働く経験もできます。

もう一つ「介護医療院」という選択肢もあります。介護医療院は長期的な医療と介護の両方を必要とする高齢者を対象とした施設であり、入居は重篤な身体疾患を有する方が中心となります。介護医療院でも看取りの場面に立ち合うことが多く、さまざまな重病者と向き合うことになります。

認知症患者の介護を経験したい

認知症患者の介護を経験したい場合には「グループホーム」が適しています。

グループホームは認知症の認定を受けた方のみが入居できる介護施設であり、24時間体制で入居者さんの介護や見守りを行います。そのため、2交代制や3交代制のシフト勤務となることが多いです。

グループホームは通常5~9人程度の認知症患者が暮らす小規模な施設となるため、規模の大きな施設が苦手な方や、小さい集団での介護を経験したい方にも適しています。

病院で働きたい

介護施設だけでなく、一般的な「病院」でも介護職の仕事が募集されています。

病院での介護の仕事は、看護師のサポートという立ち位置での業務が中心です。介護施設のようにレクリエーション等の楽しませる業務は無く、病気や怪我により自分一人では行動できない入院患者さんを支える役回りとなります。

なお、法律上、介護職では医療行為(医行為)が行えませんが、医療現場で働くことには変わりないため、医療への理解が深められるというメリットもあります。

「施設見学」により自分の目でチェック

施設によっては、求職者に対して「施設見学(職場見学)」を行っていることもあります。

施設見学とは、その施設の中に入り、実際の仕事の風景を見せてもらえる制度です。面接とセットで行われることもありますが、面接に入る前に施設見学を行い雰囲気を体感してもらった上で、その後の選考に進むかを判断できる施設もあります。

施設ならではの雰囲気や風土などは、実際に目で見ないとわからない部分もあるため、施設見学をして肌で感じておいた方がよりミスマッチを防げます。他にも、一般募集されている「傾聴ボランティア」を利用し、その施設の雰囲気を感じるという方法もあります。

自分の適性を知り施設を選ぼう!

以上、自分に合った施設の診断方法について解説しました。

就職後は毎日のようにその施設で働くことになりますので、自分に合っていない施設を選んでしまうと苦痛の毎日となることもあり、最悪の場合、退職に至ってしまうこともあります。

施設によって求められる適性が変わりやすい業界でもありますので、働くのなら、今回紹介した適性診断サイトなどを使い、自分の適性をよく知ったうえで就職先を選びたいところです。

この記事を書いた人

ふくしこみゅ編集部
今後ますます需要が高まる「介護職」。すでに介護職の方にも、これから介護職になりたい方にも役立つ情報をたくさん発信しています。
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この記事を監修した人

医療と経済の架け橋である「医療経済学」を研究。テクノロジーとアイデアでヘルスケア関連の問題を解決すべく情報発信を行う。医療・介護サービスのDX化推進に向けたコンサルテーション事業に従事。

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