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介護士として成長したい人、必見!介護福祉士になるためのおすすめ勉強法

介護士は、介護が必要な利用者さんご本人はもちろんのこと、利用者さんのご家族からも感謝をされるやりがいのある仕事です。

また日本の総人口が減少する中で高齢者の人口は増加の一途を辿っており、介護士は将来的にも働き口がなくなりにくい、安定的な仕事であるといえます。

そこで今回は、今後も拡大する市場で活躍する介護福祉士を目指すためにおすすめの勉強法をご紹介いたします。

介護職員初任者や介護福祉士実務者からステップアップして、介護のプロとして成長したい方は必見です。

目次

介護福祉士ってどんな国家資格なの?

介護福祉士 資格

介護福祉士は、社会福祉士及び介護福祉士法によって以下のように定義されています。

“介護福祉士は、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護(喀痰吸引等を含みます)を行ない、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行なうこと(以下「介護等」といいます)を業とする者で、国家試験に合格又は養成施設を修了した者が所定の登録を受けることにより、介護福祉士の資格を取得できるものです。”

引用:介護福祉士国家試験(公益財団法人社会福祉振興・試験センター)

例年夏頃に受験受付申込期間が設けられており、翌年の1月下旬に筆記試験が行われます。

筆記試験の合格者のみ3月の実技試験を受験することができ、両試験の合格をもって介護福祉士と認定されます。

受験にあたっては細かく受験資格が定められています。

  • 実務経験が3年(1095日)以上かつ従事日数540日以上+実務者研修修了
  • 専門学校や福祉系の高校などを含む養成学校を修了
  • EPA(経済連携協定)で来日+実務経験3年(1095日)以上かつ従事日数540日以上

まずは受験前に自分が受験資格を満たしているかどうか、しっかりと確認しましょう。

参照:介護福祉士国家試験(公益財団法人社会福祉振興・試験センター)

介護福祉士国家試験の筆記試験

介護福祉士国家試験で問われる知識は人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」「医療ケア」の4領域12科目と、「総合問題」合計13科目です。

125問の出題があり、5つの選択肢から1つの正解を選ぶマークシート方式となっています。

午前100分・午後120分の非常に長い試験時間で行われ、おおよそ81点程度の得点が合格ラインとなります。

ただし81点に達していても、一つでも0点の科目があった場合は不合格となりますので、試験範囲は満遍なく勉強しておく必要があります。

介護福祉士国家試験の実技試験

筆記試験の合格者のみが受験できる実技試験は、介護現場を想定したシミュレーション型の試験となっています。

当日に渡される課題に沿って介護を実演する中で、知識や利用者さんへの態度をチェックされる仕組みとなっています。

参照:介護福祉士国家試験(公益財団法人社会福祉振興・試験センター)

介護福祉士になるためには、どのような勉強法があるの?

介護福祉士 勉強法

毎年1回しか受験のチャンスがない介護福祉士国家試験は、合格率が例年7割前後です。

受験資格として厳しい条件が課されており、介護の現場で働いたことのある方が大半の受験において3割は不合格となることを考えると、非常に厳しい試験であることが分かります。

介護職員や介護福祉士実務者としての勤務と並行して勉強することになりますが、しっかりと勉強して合格を勝ち取りましょう。

自分のペースで勉強をしたい方は「テキスト」の活用がおすすめ

一番手軽に介護士の勉強をしたい方には、テキストを用いた自己流の勉強法がおすすめです。

通勤時間やスキマ時間を有効活用して、介護福祉士国家試験に必要な4領域の知識を広く学びましょう。

また公益財団法人社会福祉振興・試験センターのHPには、介護福祉士国家試験の過去問が無料で3年分公開されています。

過去問を解いてみて分からなかった部分はテキストを買い足すなど、低コストでコツコツと学習を進めたい方におすすめの勉強です。

添削機能や質問機能を使いたいのなら「通信教育」で勉強しよう

「テキストや過去問の解きなおしだけの勉強は不安」という方には、通信教育がおすすめです。

利用するサービスにもよりますが、不明点をプロに質問できる質問機能や、練習問題の添削をお願いできるシステム、また分かりやすいテキストなどが通信教育の特徴といえます。

「分からない問題は誰かに相談したい」「筆記試験までの勉強スケジュールを示してほしい」という方は、自分に合った通信教育を探してみると良いでしょう。

確実な合格を目指したい方は「スクール」でしっかりと勉強しよう

1年に1度の試験に備えて、確実に介護福祉士国家試験に合格したいのならば、専門のスクールで行われる授業形式の勉強がおすすめです。

なんといっても介護福祉士国家試験の筆記試験は出題範囲が非常に広く、全分野をしっかりと理解するためにはトータルで250時間ほどの勉強時間を確保する必要があるといわれています。

仮に試験日の半年前に受験を決めたとすると、1ヶ月に40時間以上の勉強時間を確保する必要があります。

介護職員や介護福祉士実務者として働く中で、ある程度の勉強時間を確保して学習を進めていくことは、なかなか困難を極めることだと思います。

その点スクールであれば、長年の経験とノウハウに基づいて「ポイントを押さえた効率的な勉強」を指導してもらえますので、確実な合格に向けて合理的に学習を進めることができます。

またスクール型学習の最大のメリットは、分からないと感じた部分をすぐに講師に確認できる点です。

不明点のみならず、理解度を客観的に判断して改善点や豆知識などをアドバイスしてもらうことができますので、難易度が高い介護福祉士国家試験の勉強に適した勉強法といえます。

ただし通塾の手間や費用の高さなどがデメリットとして挙げられますので、契約は慎重に検討しましょう。

いいとこどりの学習法「土屋ケアカレッジ」の「オンライン講座」で合格を目指そう!

「テキスト学習は、誰にも質問ができず不安……」

「通信教育は、教材をため込んでしまわないかしら……」

「スクールに通うのは手間もお金もかかる……」とお悩みの方に最適な勉強法が、土屋ケアカレッジのオンライン講座です。

全2回の授業をオンライン形式で行うことで、日本全国から通塾のストレスなく、本物の介護知識を学んでいただくことができると評判の声が寄せられています。

土屋ケアカレッジの介護福祉士国家試験講座では、試験の出題範囲を効率よく学ぶことができるのはもちろんのこと、普段の介護現場で活かすことができる知識の定着も重視した指導を行います。

オンラインツールを活用して質問しやすいシステムを実現し、国家試験に向けたアドバイスや効率的な勉強方法などをしっかりとお伝えしていきます。

希望される方には模擬試験のご案内も可能ですので、確実な介護福祉士国家試験合格を目指す方にぴったりの勉強法です。

参照:
介護福祉士国家試験 過去の試験問題(公益財団法人社会福祉振興・試験センター)
介護福祉士国家試験対策講座(土屋ケアカレッジ)
プレスリリース(土屋ケアカレッジ)

自分に合ったおすすめの勉強で、介護士として大きく飛躍しよう!

介護 飛躍

介護士としての唯一の国家介護資格である介護福祉士に合格するための、おすすめ勉強法についてご紹介いたしました。

介護人材は慢性的に不足しており、2025年には介護従事者が30万人以上不足するとも言われています。

今後も拡大の一途を辿る介護市場の中でも、介護福祉士の国家試験に合格していると、大きな自信をもって利用者さんやご家族に貢献することができます。

また自分自身にとっても大きな強みとなり、より良い介護を提供する力となりますので、しっかりと勉強をして確実な合格を目指しましょう。

参照:プレスリリース(土屋ケアカレッジ)

この記事を書いた人

ふくしこみゅ編集部
今後ますます需要が高まる「介護職」。すでに介護職の方にも、これから介護職になりたい方にも役立つ情報をたくさん発信しています。
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この記事を監修した人

医療と経済の架け橋である「医療経済学」を研究。テクノロジーとアイデアでヘルスケア関連の問題を解決すべく情報発信を行う。医療・介護サービスのDX化推進に向けたコンサルテーション事業に従事。

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