介護士向けのスマホアプリをご存知でしょうか。
スマホやタブレットにアプリをダウンロードすることで、利用者さんの記録、シフトの管理などをインターネット上で行え、日々の介護業務に活用できます。
多くのアプリは無料のため、手軽にダウンロードできるのも嬉しいところです。
今回は介護士向けのスマホアプリの中から、おすすめのアプリを厳選して8つ紹介します。
便利なアプリばかりですので、気になるアプリがあった方はぜひダウンロードしてみてください。
日々使える!実用的なおすすめアプリ4選
介護士向けのスマホアプリは多々リリースされていますが、アプリ選びで特に重要になるのは「実用的であるか」「実際に使えるのか」の部分です。
ここでは、日々の介護業務で活用できる、実用的なおすすめアプリを4つ紹介します。
- 介護士のシフト管理カレンダー:シフトカイゴ
- 介護ろぐ
- 介護記録アプリ~でらケア~
- ケア記録アプリ ※有料アプリ、事業者向け
以降では、それぞれのアプリの詳細を解説します。
1.介護士のシフト管理カレンダー:シフトカイゴ
『介護士のシフト管理カレンダー:シフトカイゴ』は、介護士向けのスケジュール管理アプリです。
ひと月分のスケジュールを直感的な操作で手軽に作ることができます。
デザインが全体的にシンプルでわかりやすく、アプリが苦手な方でも扱いやすいでしょう。
このアプリの特徴:
- 20万DL突破の人気アプリ
- ひと月分のシフトスケジュールを約30秒で入力可能、スタンプ感覚で操作
- 2交代/3交代/日勤のみ/夜勤のみ等、様々なシフトを管理
- 一緒に働くメンバーの管理も可能
- 作ったスケジュールはLINEやメールなどで第三者に送れる
- 利用料金:無料
以下のリンクからダウンロードが可能です。
2.介護ろぐ
『介護ろぐ』は、スケジュール管理+利用者さんの介護記録アプリです。
「介護計画書」機能では、訪問の目的、留意点、訪問日、サービス内容などを管理できます。
「活動記録書」機能では、利用者さんの体調、食欲などを記録できます。
ほかにも無料アプリながらさまざまな機能が用意されており、使い込めるアプリです。
特徴:
- 「介護計画書」「活動記録書」「介護日誌」「ヒヤリ・ハット・事故報告書」「グラフ化」など機能豊富
- カレンダー機能があり、スケジュール管理にも使える
- 携帯ゲームのようなUIデザイン
- 利用料金:無料
以下のリンクからダウンロード可能です。
Google Play
※Google Playのみ、App Storeは非対応
3.介護記録アプリ~でらケア~
『介護記録アプリ~でらケア~』は利用者さんの介護記録ができるアプリです。
利用者さんのバイタルデータや介護日誌などを記録できます。
このアプリの長所はつくりが見やすいことです。
必要最低限の機能にまとめられており、難しい操作は一切不要です。
表示も見やすく、記録した情報をストレスなく観覧できますので、スマホやアプリの操作が苦手な方でも扱いやすいでしょう。
このアプリの特徴:
- シンプルイズベストで親しみやすいUIデザイン
- 利用者さんの血圧、体重、脈拍、食事などをさまざまなデータを記録可能
- 文章メモとして記録できる「コメント機能」を用意
- 利用料金:無料
以下のリンクからダウンロード可能です。
4.ケア記録アプリ(有料アプリ、事業者向け)
『ケア記録アプリ』は、利用者さんの状態を電子上で管理できるアプリです。
身長・体重・食事・服薬などをアプリ内で記録できます。
経過記録を文章で記入することもでき、タッチペンなどでの手書き入力にも対応しており、キーボード入力が苦手な方でも使いやすいです。
データはCSVで出力可能、月次処理や分析にデータを活用できます。
導入を決めた全国の経営者・施設長から「使わない理由が見つからない」と絶賛されているアプリでもあります。
ただし高性能で使い勝手のよいアプリではありますが、月額5500円(税込)の利用料が発生する点は注意が必要です。
このアプリの特徴:
- 利用者さん別にさまざまな情報を記録可能(バイタル・身長・体重・食事・服薬・点眼・口腔ケア・入浴・水分摂取・排泄など)
- 手書き、定型文等での入力も可能
- クラウドでデータ管理、複数のiPadでリアルタイムに記録を共
- 利用料金:月額5500円(税込)
以下のリンクからダウンロード可能です。
App Store
※App Storeのみ、Google Playは非対応
意外と役にたつ?介護士向けの便利おすすめアプリ4選
介護の仕事では、悩みやストレスを抱えやすいため、息抜きやストレス管理も大切です。
そして、介護士の中には介護福祉士国家試験の受験を検討する方もいるでしょう。
また、アプリを活用して利用者さんとコミュニケーションをとることも可能です。
ここでは、介護士の仕事ライフを豊かにする、おすすめアプリを4つ紹介します。
- カイゴトーク by シゴトーク
- ストレススキャン
- 介護福祉士 聴くだけアプリ
- ◆シニア向け◆ ボケ防止のためのもぐらたたき
以降では、それぞれのアプリの詳細を解説します。
1.カイゴトーク by シゴトーク:介護士コミュニティアプリ
『カイゴトーク』は、介護現場で働く介護職同士で対話ができるコミュニティアプリです。
投稿数No.1を誇り、介護職として働く数多くの人が、悩みや質問などをつぶやいています。お互いで意見交換も可能です。
「外出計画などはどうされてますか?」「介護職を3年経験し転職を考えていますがどういう基準で転職先を選ぶべきでしょうか」など具体的な質問相談もできます。
また「仕事にいきたくない」「キライな利用者さんがいる」など、愚痴トークや雑談トークも可能です。
このアプリの特徴:
- 投稿数No.1を誇る『シゴトーク』の介護職版アプリ
- 介護レク、キャリア/転職、職場/人間関係、資格/勉強、子育て/家庭、恋愛/結婚など、介護に関するさまざまな相談や質問、雑談などができる
- フォロー、いいね、コメント、投票機能などを用意
- 利用料金:無料
以下のリンクからダウンロードが可能です。
2. ストレススキャン:ストレスチェックアプリ
『ストレススキャン』は、「王様のブランチ」や雑誌「AERA」などでも紹介されたストレスチェックアプリの決定版です。
カメラに指を置くことでストレスを分析し、数値化します。豊富なストレスチェック機能を有し、自身のメンタルを管理することができます。
このアプリの特徴:
- iPhoneで150万ダウンロード達成の人気アプリ
- 2分間バックカメラに指を置くと心拍変動解析によりストレス状態が計測される
- 心拍数も測定可能(iPhoneの場合)
- ストレス変化を把握できるカレンダー機能付き
- 利用料金:無料
以下のリンクからダウンロードが可能です。
3.介護福祉士 聴くだけアプリ:介護福祉士国家試験対策
『介護福祉士 聴くだけアプリ』は、介護福祉士国家試験の各科目を15分程度にまとめ、読み上げてくれるアプリです。
特に操作する必要もなく、聴くだけで介護福祉士国家試験の勉強ができるため、他の作業をしながら利用できます。
有料版では広告が消え、バックグラウンド再生が可能です。
このアプリの特徴:
- 介護福祉士国家試験問題の読み上げアプリ
- 過去問からまとめた15分程度のテキストを読み上げ
- 利用料金:無料(有料版あり)
以下のリンクからダウンロードが可能です。
App Store
※App Storeのみ、Google Playは非対応
App Store(有料版)
※広告が消え、バックグラウンド再生が可能。買い切りで320円(税込)。
4.◆シニア向け◆ ボケ防止のためのもぐらたたき:もぐらたたきゲーム
『◆シニア向け◆ ボケ防止のためのもぐらたたき』は、シニア向けの簡易なアプリゲームです。
文字通りもぐらを叩くだけの単純なゲームですが、反射神経を使うため、認知症防止になります。
利用者さんとの会話のきっかけとして使ったり、レクリエーションで活用するなど、いろいろとネタとして使えるアプリです。
このアプリの特徴:
- シンプルでお年寄りでもすぐに楽しみやすいデザイン
- 文字も大きめ
- 難易度変更機能あり
- 「〇秒以内に〇匹のモグラを叩く」「叩いたモグラの数は?」といった脳トレ要素もあり。
- 利用料金:無料
以下のリンクからダウンロードが可能です。
まずはアプリを使ってみよう!
以上、介護士におすすめのアプリを紹介しました。
アプリを活用することで、日々の介護業務を効率化でき、ペーパーレス化も目指せます。
また、介護士向けのアプリは、さまざまな年代の介護士の方が使えるように、わかりやすい作りとなっているものが多いです。
「スマホアプリが苦手な私にもすぐに理解できた」「面倒だと思ってたけれど意外とすんなり活用できた」という声も少なくありません。
気になるアプリがあった方は一度ダウンロードして触ってみてはいかがでしょうか。