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重度訪問介護とは?株式会社土屋のサービスの魅力と特徴も合わせて紹介!

「住み慣れた家で生活したい」「できる限り在宅で介護をしたい」と考える利用者さんや家族は大勢います。

そんな方々にとって支えになっているのが重度訪問介護です。

重度訪問介護とは、障がい福祉サービスの一つで、重度障がいがある方の自宅での身体ケアや生活介助、見守りや医療的ケアを行い、自分らしい生活を支えるサービスです。

    今回は、福祉サービスでよく耳にする訪問介護と重度訪問介護の違いや、重度訪問介護サービスを実施している株式会社土屋についてわかりやすくお伝えします。

    目次

    重度訪問介護と訪問介護の違い

    重度訪問介護 訪問介護 違い

    重度訪問介護と訪問介護は、対象者や法律、サービス内容やルールなどに違いがあります。

    主な違いは以下のとおりです。

    対象者

    【重度訪問介護】

    障害支援区分が4以上で、常時介護が必要な重度の身体障がい者や知的障がい者、精神障がい者です。

    • 身体障がい者:左右手足のうち二肢以上に麻痺等があり、歩行・移乗・排尿・排便のすべての項目が「支援が不要」以外の認定を受けていること
    • 知的障がい者・精神障がい者:行動関連項目(12項目)の合計点数が10点以上であること

    重度訪問介護のサービスは1年ごとの更新が必要ですが、利用年齢の制限はありません。

    【訪問介護】

    65歳以上で要介護状態の高齢者や、40歳から64歳で特定疾病で要介護認定を受けた方が利用できます。

    要介護状態であることが条件のため、障がい支援区分は関係ありません。

    65歳以降は障がい福祉サービスではなく介護保険制度を利用することが基本です。

    65歳以降も重度訪問介護を利用できるかどうかは、市町村が判断します。

    法律

    【重度訪問介護】

    障害者総合支援法の介護給付に基づくサービスです。

    住んでいる市町村の窓口に申請し、障害程度区分の認定を受ける必要があります。

    【訪問介護】

    介護保険法の介護給付に基づくサービスです。

    要介護認定を受けた後、ケアマネジャーと相談して利用できます。

    サービス内容

    【重度訪問介護】

    入浴・排泄・食事などの身体介護や、調理・洗濯・掃除・買い物などの家事援助など、日常生活に関わる全てを総合的に支援し、外出時の移動支援や見守り、生活相談なども提供します 。

     また、日常的に重度訪問介護を利用している障害支援区分6の障がい者が医療機関に入院した場合は、体位交換や意思疎通の見守り支援として継続して重度訪問介護サービスを利用することが可能です。

    重度訪問介護従業者養成研修統合課程を修了した従業者は、吸痰や経管栄養などの医療的ケアも実施します。

    【訪問介護】

    身体介護や家事援助などのサービスを提供しますが、医療的ケアは行えません。

    また、訪問介護では事前に作成した介護計画通りにサービスを提供する必要があり、利用したい内容によって別のサービス会社を利用することもあります。

    ルール

    【重度訪問介護】

    事前に決められた介護計画通りにサービスを提供するだけでなく、クライアントの日常生活に寄り添って臨機応変に対応します 。

    また、重度訪問介護は長時間の利用を想定した制度であり、24時間連続でサービスを受けられることも特徴です。

    報酬単価も8時間までを基本に設定されており、8時間勤務のヘルパー3人で1日(24時間)をカバーできる制度設計となっています。

    【訪問介護】

    事前に決められた介護計画通りにしかサービスを提供できません。

    また、同じサービスを1日に複数回提供する場合は2時間の空白時間が必要です。

    このように重度訪問介護は、訪問介護とは対象者やサービス内容が異なり、柔軟性や連続性も高いサービスです。

    重度訪問介護を利用するには

    重度訪問介護 利用するには?

    重度訪問介護サービスは障害者総合支援法の介護給付に位置づけられているため、まず市町村の障がい福祉の窓口に相談し、「サービスの利用申請」「障がい支援区分の判定」「サービス等利用計画の作成」「市町村の支給決定と受給者証の受け取り」という4つの手続きを行い、受給者証の受け取りまで最大で2ヶ月ほどかかります。

    受給者証を受け取った後は、重度訪問介護事業所と利用契約を交わすことで重度訪問介護サービスの利用が可能です。

    次に重度訪問介護サービスを全国展開している株式会社土屋について紹介します。

    株式会社土屋の魅力

    株式会社土屋の魅力

    株式会社土屋は、重度訪問介護事業や訪問看護、デイサービス、就労支援などの事業を展開する会社です。

    また、株式会社土屋は土屋ケアカレッジという介護資格取得の講座を開校し、重度訪問介護従事者養成研修や喀痰吸引等研修など、介護の基本から医療的ケアまで幅広く学ぶことができます。

    土屋ケアカレッジと重介護訪問介護事業はもちろん連携しており、質の高い介護スタッフと豊富な知識で介護現場を担っています。

    重度訪問介護と株式会社土屋

    重度訪問介護 株式会社土屋

    株式会社土屋の重度訪問介護事業であるホームケア土屋は、ALSや脳性麻痺などの難病や重度の障がい者や高齢者の自宅での生活を支援するサービスです。

    ホームケア土屋は全国47都道府県に事業所を配置し、在宅介護で困っている方々を支援できる体制が整っています。

    ホームケア土屋の特徴は、以下の通りです。

    24時間いつでも対応

    24時間365日対応可能な緊急連絡体制を整えており、万が一の場合には、迅速に対応できる体制になっており心強いです。

    利用者さんや家族との連携

    利用者さんとその家族の要望や悩みなどの声に耳を傾け、利用者さんに適したプランを作成します。
    定期的な面談や報告書の提出などで、利用者さんの状況やサービス内容を家族とも共有します。

    信頼できるスタッフ

    ホームケア土屋のスタッフは、系列の土屋ケアカレッジで介護の知識とスキルを学んでおり、経験豊富です。
    看護師や介護士は、定期的な研修や勉強会を通じて、スキルアップを図っています。
    スタッフ同士のコミュニケーションを密にとりながら、自立した支援や、生活の質の向上を目指しています。

    豊富なサービス展開

    身体介護や生活援助だけでなく、リハビリやレクリエーションなど、多様なサービスを実施しているため、利用者さんにとって気分転換になり、家族としても安心です。

    地域に根ざした活動

    地域の医療機関や福祉施設と連携し、多方面から利用者さんの体調を見守っています。
    また、地域のイベントや交流会にも積極的に参加し、利用者さんの社会参加を促進します。

    重度訪問介護は多様なプランが可能!株式会社土屋は柔軟なサービスで全国に展開

    重度訪問介護は多様なプランが可能 株式会社土屋 柔軟なサービス 全国に展開

    重度訪問介護のメリットは、家族の負担を軽減することはもちろん、利用者さんの個性やニーズに合わせて、食事や入浴、排泄などの身体的な介護だけでなく、レクリエーションや趣味活動などの生活支援もサービスとして利用できることです。

    重度訪問介護の事業所はまだまだ数が少ないですが、多くの人たちが必要としています。

    そのようななか全国展開する株式会社土屋の重度訪問介護サービス「ホームケア土屋」の大きな特徴は、利用者さんのニーズに応えるため、24時間365日対応可能な体制を整えていることです。

    これは、訪問介護や居宅介護ではなかなか実施できない魅力のあるサービスといえるでしょう。

    株式会社土屋は、高齢化社会の問題となっている介護難民問題、ヤングケアラー問題など深刻な社会課題の解決に多方面からアプローチし、利用者さんやその家族の負担軽減を目指しています。

    この記事を書いた人

    ふくしこみゅ編集部
    今後ますます需要が高まる「介護職」。すでに介護職の方にも、これから介護職になりたい方にも役立つ情報をたくさん発信しています。
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    この記事を監修した人

    医療と経済の架け橋である「医療経済学」を研究。テクノロジーとアイデアでヘルスケア関連の問題を解決すべく情報発信を行う。医療・介護サービスのDX化推進に向けたコンサルテーション事業に従事。

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