「2023年のケアマネ試験はいつまでに申し込み?」
「試験の流れはどんな感じなの?」
ケアマネになる決意を固めた方は、試験を受けて合格しなくてはなりません。
しかし、いつでも受けられる試験ではないため、今年のケアマネ試験の申し込みはいつまでなのか、どのように試験を受ければいいのかを知る必要があります。
本記事では、2023年のケアマネの試験日や合格発表、試験の申し込みから試験当日までの流れについて解説します。
2023年ケアマネの試験日と合格発表日
2023年ケアマネの試験日は、10月8日(日曜日)です。
ちなみに、去年の2022年ケアマネ試験は10月9日の日曜日でした。
2023年の試験は終わってしまっているため、今年の試験を逃してしまった方は、来年に向けて準備をしていく必要があります。
ケアマネ試験当日までの流れ
ケアマネ試験当日までの流れを解説します。
2023年は、以下の日程でスケジュールが組まれていました。
期間 | 日程 |
5月下旬〜6月上旬 | 試験の案内開始 |
6月下旬〜7月下旬 | 受験の申し込み開始 |
9月中旬〜10月上旬 | 受験票が手元に届く |
10月8日 | 該当地にて受験 |
日程の詳細について詳しく解説するので、2024年の試験スケジュールの参考にしてください。
試験の案内開始
試験の案内は、例年通りだと5月下旬〜6月上旬に開始されます。
試験に関する案内は各都道府県や社会福祉協議会といった公的サイトにて確認でき、試験会場や試験日程、受験料、出題数などが記載されています。
「介護支援専門員実務研修受講試験」とは、ケアマネ試験の正式名称で、公的なサイトではこのように表記されています。
受験の申し込み開始
受験を申し込むにあたって、いくつか書類を提出しなければなりません。
必要書類は以下の通りです。
- 受験申込書
- 実務経験証明書
- 国家資格等免許証・登録証の写し
- 払込受付証明書
- 受験整理票
- 戸籍抄本
- 記載事項変更届
- 身体障害等受験特別措置申請書
【必要書類1】受験申込書
受験申込書は、受験者全員が提出する書類です。
受験の手引に添付されている原本をそのまま使用します。
【必要書類2】実務経験証明書
実務経験証明書は基本的に提出する必要があります。
しかし、提出を省略できるケースもあり、例として、兵庫で行われた令和5年度の第26回の試験では、第21〜25回試験の受験票または試験結果通知の原本を提出することで不要となりました。
証明書の提出については都道府県で異なるため、各都道府県のケアマネ試験の案内をご覧ください。
上記サイト例のように、福祉に関する法人サイトや都道府県サイトの福祉関連ページにて確認できます。
【必要書類3】国家資格等免許証・登録証の写し
実務経験証明書に関する資格証明書として提出します。
国家資格等免許証・登録証の写しも、都道府県によっては実務経験証明書の提出省略に伴い提出が不要となります。
【必要書類4】払込受付証明書
払込受付証明書は、受験料の支払いの証明書です。
受験者全員が提出しなくてはいけません。
受験の手引に添付されている払込受付証明書を利用して支払いを行い、押印されたものを提出してください。
【必要書類5】受験整理票
受験整理票は、受験者全員が提出します。
上半身・縦4cm×横3cmの証明写真を該当部分に貼り付けて提出しましょう。
【必要書類6】戸籍抄本
戸籍抄本は、資格証明書と提出書類の氏名が異なる場合に限り提出が必要です。
【必要書類7】記載事項変更届
受験申込み後に氏名や住所などを変更した場合に限り提出が必要です。
【必要書類8】身体障害等受験特別措置申請書
身体障害や妊娠など試験時の配慮が必要な場合に提出する書類です。
提出する方は、診断書または身体障害者手帳、母子健康手帳の写しが必要です。
受験票が手元に届く
申し込みが完了すると、自宅に受験票が届きます。
個人情報などの記載内容に誤りがないか確認し、もし誤りがあれば問い合わせて修正してもらいましょう。
問い合わせ先は、各都道府県のケアマネ試験担当です。
該当地にて受験
受験地は以下のように決まっています。
- 受検資格を満たした業務に就いている人:勤務地の都道府県
- 職に就いていない人:居住する都道府県
受験地の申込先を間違えると受け付けてもらえないため、よく確認してから申し込みましょう。
ケアマネ試験の受験費用と支払い方法
ケアマネ試験の受験費用は都道府県ごとに定められています。
ちなみに、介護関連サービスや訪問看護を事業している「ホームケア土屋」によると、各都道府県の社会福祉協議会の金額を自社調査した結果、2023年の受験費用は6,910円〜14,400円です。
また、受験手数料も都道府県ごとで異なり、加えてコンビニでの支払いによる手数料も別途かかります。
2023年のケアマネ試験の概要
2023年実施のケアマネ試験の出題方式、出題数と出題範囲、試験時間をお伝えします。
試験対策の参考としてご覧ください。
出題・回答方式
2023年は、5つの選択肢から、2つもしくは3つをマークシート方式で回答する「五肢複択方式」で試験が行われました。
出題数と出題範囲
出題数は全60問となっており、内訳は介護支援分野25問、保健医療福祉サービス分野35問でした。
出題範囲は毎年異なりますが、2023年では以下の通りです。
科目 | 出題範囲 |
科目1 | 介護保険法その他関係法令に関する科目 |
科目2 | 居宅サービス計画・施設サービス計画および介護予防計画に関する科目 |
科目3 | 介護給付等対象サービスその他の保健医療 サービスおよび福祉サービスに関する科目 |
科目4 | 要介護認定及び要支援認定に関する項目 |
試験時間
試験時間は120分です。
試験の開始時間は各会場で異なり、配布資料にて確認できます。
2024年のケアマネ試験の申し込み期間と試験はいつまで?
2023年のケアマネ試験の受験を逃してしまった方に向けて、2024年のケアマネ試験についてお伝えします。
まだ厚生労働省からの公表はない
結論からお伝えすると、まだ厚生労働省から公表されていません。
よって、詳しい試験の申し込み開始日や受験日、合格発表日は不明です。
そのため以降では、2023年を含む過去の傾向から予想日をお伝えします。
試験日・試験の案内・申し込み開始日の予想
試験日は、例年通りいくと第二日曜日である10月13日と予想できます。
よって、試験の案内開始はおそらく5月下旬〜6月上旬で、申し込みができるのは6月下旬〜7月下旬と予測できます。
あくまで予想ですので、正確な情報は厚生労働省の発表を待ちましょう。
2023年の受験は終了!来年に向けて準備を進めておこう
2023年のケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)は10月8日のみですので、2023年の試験はすでに終了しました。
よって、これからケアマネ試験を受けたいと考えている方は、過去の傾向から予測できる第二日曜日の2024年10月13日までに試験対策をしっかりとしておく必要があります。