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中卒から介護資格を取得し介護福祉士になることはできるのか?徹底解説!

学歴を問わない職種は多くありますが、中卒から介護資格を取得して介護職につくことができるのか?について解説します。

介護職はスキルや経験を重視しているため、手に職をつけたい方におすすめです。

私自身も未経験から介護業界に飛び込み、資格を取得しましたがスクーリングでは最終学歴が中卒の方も見受けられました。

この記事では、介護社会が進む現代で中卒から介護士になるまでを解説しておりますので、介護職へ転職や就職を考えられている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

中卒から介護福祉士になることができるのか?

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介護福祉士として働くのに必要な資格は学歴を問いません。

介護職員として介護経験を積みながら、必要な資格を取得していけば中卒からでも介護福祉士を目指すことは可能です。

実務経験を積めばケアマネージャーや社会福祉士へのキャリアアップに繋げることもできます。

介護業界は世間一般の景気に左右されにくい特徴があり、安定して働き続けることが可能な職種です。

もちろん経営状況によっては職場が倒産することもあり得ます。

しかし介護業界は手に職がつくので再就職もしやすく、これからの時代に合った仕事といえます。

介護福祉士は国家資格ですが、合格率は約72%と試験自体は難関ではないので、若い世代や高齢になってからでも比較的挑戦しやすいです。 

介護福祉士になるルート

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介護福祉士になるには主に「実務経験ルート」「養成施設ルート」「福祉高校ルート」の3つのルートがあります。

学校に通わず介護職員として働きながら介護福祉士を目指すのならば「実務経験ルート」が最短ルートです。

最短で介護福祉士となるには、まず「介護福祉士実務者研修の修了」と「3年以上の実務経験(540日以上の)」といった介護福祉士国家資格の受験要件を満たす必要があります。

2つの要件を満たせば介護福祉士国家資格を受けることが可能となり、試験に合格することで介護福祉士になれます。

介護福祉士実務者研修の修了とは?

受験要項の1つでもある「介護福祉士実務者研修」とは、介護の専門的な技術や知識の習得を目的とした講習です。

介護福祉士実務者研修は受講要項が定められていないので、誰でも受講することができます。
ただし、介護の基礎知識があることが前提のカリキュラムなので未経験の場合は苦労をするかもしれません。

受講を考えられている方は「介護職員初任者研修」という基礎的な講座から受けることをおすすめします。

介護職員初任者研修も介護福祉士実務者研修同様に受講資格が定められていないので誰でも受講できます。

また、介護福祉士実務者研修を修了することでサービス提供責任者という、訪問介護事業所の運営に必要な責任者になることができます。

訪問介護計画書通りのサービスが提供されているかを把握し、目標やケアの内容を訪問介護員に指示をします。

介護業界でのキャリアアップにも繋がります。

3年以上の実務経験とは?

介護業界での実務経験とは「介護施設において介護業務を行った期間」のことを指します。

相談援助業務や看護業務、リハビリや介護事務などは実務経験に含まれないので注意が必要です。

従事期間が3年以上と業務日数が540日以上、介護職員として介護現場にて従事していれば正社員やパート、アルバイトも業務日数として計算されます。

実務経験は受験する年度の末までに3年間の従事の確認がとれれば、「見込み」として、その年度に介護福祉士国家試験を受験することができます。

中卒未経験から実務経験を積んで介護福祉士にスムーズになる流れは以下の通りです。

  • 実務経験を積み初任者研修を修了する
  • 実務経験を積みながら実務者研修を修了する
  • 実務経験を3年以上(介護業務日数540日以上)の受験要項を満たしておく
  • 介護福祉士国家試験を受ける(筆記)
  • 介護福祉士資格取得

この流れが最短で綺麗な取得までの流れです。

参考)介護福祉士の資格取得方法(厚生労働省)

介護福祉士国家資格について

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介護福祉士国家資格は年に1回、筆記は1月下旬ごろに行われ、実技は3月上旬ごろに行われます。

実務経験コースは実技試験が免除されるため、筆記試験のみとなります。

試験の申し込みは6月下旬から申し込みが始まるので、早めに確認しましょう。
筆記試験はマークシート形式で行われ5つの選択肢から1つを選択する選択形式です。

2021年第33回の介護福祉士国家試験の合格率は72%と高いですが、実務ルートでは仕事と勉強を両立しなくてはいけないため、難易度は低くありません。。

しかし早めに計画を立てておけば必ず合格できるので、プライペートの時間でも勉強の時間を作ることが大事です。

参考)第33回介護福祉士国家試験合格発表(厚生労働省)

中卒から経験を積んで取得可能な福祉資格は?

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介護職におけるキャリアアップには、ケアマネージャー(介護支援専門員)や社会福祉士があげられます。
介護資格の国家資格には実務経験があるため取得には時間がかかります。

ここでは「ケアマネージャー」や「社会福祉士」の資格について解説していきます。

ケアマネージャーとは?

ケアマネージャー(介護支援専門員)は、介護を必要としている方が適切なケアを受けられるようにケアプランの作成を行う職種です。

ケアマネージャーになるのに必要な資格である介護支援専門員実務者研修を受けるには「介護福祉などの国家資格における介護業務日数が5年以上あること」または「相談援助業務において介護業務日数が5年以上あること」などが求められます。

学歴も問われないため中卒からでも取得を目指すことができます。

社会福祉士とは?

社会福祉士とは、公的支援制度や福祉サービスが必要な方に対してサービスの提案や行政に繋ぎ手となる職種です。

大学や短大に通わずに社会福祉士を目指すなら「養成施設ルート」が挙げられます。

相談援助実務を4年以上積んだのちに養成施設卒業後、社会福祉国家福祉試験に合格することで社会福祉士になれます。

無資格から相談援助業務に就くことは難しいため社会福祉士などの福祉士資格は持っていた方がいいでしょう。

中卒から資格を取得し介護福祉士になることは可能!

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介護福祉士国家試験の受験要項には学歴が設けられていないので、学歴に関係なく経験を積むことにより介護福祉士を目指せます。

中卒から最短で介護福祉士になるには「介護福祉士実務者研修」や「3年以上の実務経験(業務日数が540日以上)」の受講要項を満たすことで介護福祉士になる道筋ができます。

しかし、効率的に介護福祉士を目指すには介護施設を退職せずに長く働き続けることも重要です。

退職や転職を繰り返すことにより実務経験の日数が足らなくなったりするので3年以上の時間がかかってしまう可能性があります。
入社後のミスマッチをなるべく防ぐために働く介護施設は慎重に選ぶようにしましょう。

転職のコツは自分が叶えたい目標を設定し、目標を達成するには就職先の資格取得支援や就業規定・就職場所に無理がないかを確認して面接を受けるようにすることです。

私自身、介護福祉士実務者研修を受けた際には未経験の方や中卒の方も多く見受けられましたが、卒業試験の際には全員で卒業をすることができました。

介護士になるには学歴や知識も大事かもしれませんが利用者さんや社会福祉に貢献したい気持ちが大切です。

この記事を書いた人

ふくしこみゅ編集部
今後ますます需要が高まる「介護職」。すでに介護職の方にも、これから介護職になりたい方にも役立つ情報をたくさん発信しています。
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この記事を監修した人

医療と経済の架け橋である「医療経済学」を研究。テクノロジーとアイデアでヘルスケア関連の問題を解決すべく情報発信を行う。医療・介護サービスのDX化推進に向けたコンサルテーション事業に従事。

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