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【介護福祉士】国家試験の勉強方法は2つ!独学とスクールそれぞれの勉強の進め方や選び方

「介護福祉士の国家試験の勉強方法はどのような感じですれば合格する?」

「勉強の始め方がわからない」

このような悩みはありませんか?

せっかくなら一発合格を目指せる勉強方法を知りたいですよね。

本記事では、介護福祉士を目指している方に向けて、国家試験の勉強方法を独学とスクールに分けて紹介します。

この記事を読むことで、独学とスクールどちらが自分にあっているのか、そして選択後の勉強方法がわかるので、ぜひ参考にしてください。

目次

【介護福祉士】国家試験の勉強方法は大きく分けて2つ

介護福祉士 国家試験 勉強方法 大きく分けて2つ

介護福祉士の国家試験の勉強方法は、大きく分けて「独学」と「スクール」の2つがあります。

「自分はどちらの方法が合っているのか知っているのだろうか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

独学かスクールどちらが適正しているかは、ご自身の性格やどう学びたいかによって変わります。

この章ではそれぞれのメリットやデメリット、おすすめの人を紹介するのでどちらを選択するか悩んでいる方はご覧ください。

独学で学んでいく

独学で介護福祉士を目指す場合、次のようなメリットとデメリットが発生します。

<メリット>

  • スクールに通うほど費用がかからない
  • マイペースに勉強を進められる

<デメリット>

  • モチベーションの維持が難しい
  • つまづいたときに教えてくれる講師がいない
  • 計画的に進めるのが苦手な人には向いていない

では、以降からメリットとデメリット、独学がおすすめの人を具体的に紹介します。

メリット

国家試験対策を独学でするメリットは、以下の2つです。

  • スクールに通うほど費用がかからない
  • マイペースに勉強を進められる

独学なら、参考書や過去問題集、模試試験問題、受験費用、手続き費用のみで済むため、スクールほどの費用はかかりません。

参考書や問題集も高いもので3,000円くらいで済みますし、アプリやネットを利用すれば無料で勉強できます。

マイペースに勉強を進められるのも、独学ならではのメリットです。

仕事が忙しく決まった時間で授業を受けるスクールへの通学が難しかったとしても、独学ならスキマ時間で勉強できます。

デメリット

独学で国家試験対策をするデメリットは、以下の3つです。

  • モチベーションの維持が難しい
  • つまづいたときに教えてくれる講師がいない
  • 計画的に進めるのが苦手な人には向いていない

独学は、その名の通り自分一人で勉強する方法なので、モチベーションの維持が難しい傾向にあります。

スクールであれば、強制的に勉強する時間や環境が与えられるため、勉強のモチベーションは保ちやすいです。

加えて、同じ志をもつ仲間もいるため気持ちを高めやすいですが、独学ではそれがなく自分で気持ちを作る必要があります。

つまづいたときに教えてくれる講師や仲間がいないのも独学のデメリットです。わからないところがあっても自分で解決しなければなりません。解決力のスキルは身につきますが、不安を拭うことはなかなか難しいかもしれません。

マイペースで勉強を進められるのが独学の良さです。

しかし、計画的に物事を進めるのが苦手な方は、勉強できる時間を別の時間に充てたりやる気が起きないと勉強ができなかったりするでしょう。

勉強の習慣が身につけば問題ないですが、身につくまでは苦戦するかもしれません。

独学がおすすめの人

介護福祉士国家試験対策を独学でするのがおすすめの人は、以下の通りです。

独学がおすすめの人
  • なるべく費用を抑えたい方
  • 自分で解決する力を高めたい方
  • モチベーションを自分で作れる方
  • 計画的かつ意思が強い方

上記の項目がすべて該当する方は、特に独学が向いているでしょう。

ただし、重要な項目である「モチベーションを自分で作れる方」「計画的かつ意思が強い方」に当てはまるのであれば、1つでも十分向いてるといえます。

スクールで学んでいく

スクールで学ぶ方法は「通信学習」「通学学習」の2つがあります。

以降では、それぞれのメリットやデメリット、おすすめの人を紹介します。

メリット

「通信学習」「通学学習」のそれぞれのメリットは以下の通りです。

【通信学習】

  • スマホやパソコンがあれば場所を選ばず受講できる
  • 通学時間が不要
  • オンラインなだけで講師がいる
  • 質問はオンライン授業中、もしくは問い合わせで対応してもらえる
  • モチベーションが維持しやすい

【通学学習】

  • わからないことがあればすぐに質問できる
  • 教室で学習するため集中しやすい
  • 仲間と話したり質問しあったり、共感しあったりできる
  • モチベーションが維持しやすい

どちらも「モチベーションを保ちやすい」「質問やわからない部分は講師に聞ける」というメリットがあります。

ただ、集中のしやすさや受講の受けやすさが異なるため、自分のライフスタイルや性格に合わせてどちらを選ぶか決めるといいでしょう。

デメリット

「通信学習」「通学学習」のそれぞれのデメリットは以下の通りです。

【通信学習】

  • 費用がやや高い
  • 仲間と話したり共感したりできない

【通学学習】

  • 費用が高い
  • 日程調整が難しい

費用面において、通信学習はやや高いくらいですが、通学は費用が高めです。

独学や通信費用と比べて最も費用が高額になるでしょう。

通信学習においては、仲間と話したり共感できないといったデメリットがありますが、通学学習にはありません。

通信学習だと勉強する日程や時間の調整がしやすいですが、通学学習となると受講を休むことになり、厳しいものになります。

スクール学習がおすすめの人

介護福祉士国家試験対策をスクール学習でするのがおすすめの人は、以下の通りです。

スクール学習がおすすめの人
  • わからない部分をプロに教えてもらいたい方
  • 自分でモチベーションを保つのが苦手な方
  • 心強い仲間が欲しい方
  • 費用がかかっても気にならない方

上記の項目の一つでも該当する方は、スクール学習を考えてもいいでしょう。

介護福祉士国家試験|独学での勉強方法

介護福祉士国家試験 独学 勉強方法

独学で介護福祉士国家試験対策をする方のために、勉強の進め方、参考書の選び方を解説します。

勉強の進め方

独学で勉強する際は、試験範囲が広いため半年前から勉強するのが基本です。

最初の3か月はインプットに時間を使い、次の2か月はアウトプット、最後の1か月は弱点克服に時間を使います。

参考書の選び方

参考書は以下のポイントを押さえた上で購入しましょう。

参考書の選び方のポイント
  1. 内容が見やすい
  2. 情報が細かく掲載されている
  3. 最新の情報のもの

内容が見にくかったり大雑把に情報がまとめられていたりする参考書は意味がありません。

文章を読むだけでも理解ができ、細かいところまで掲載されて知識が増やせそうな参考書を選びます。

また、最新の参考書であるかも重要です。

古い参考書は、現在とは異なる情報が掲載されていることがあるため間違った知識を覚える可能性があります。

介護福祉士国家試験|スクールでの勉強方法

介護福祉士国家試験 スクール 勉強方法

スクール学習で介護福祉士国家試験対策をする方のために、基本的な勉強方法、勉強の進め方、スクールの選び方を解説します。

勉強の進め方

通信学習は、過去の出題傾向を分析したテキストを使って勉強をオンライン上で進めていきます。

添削課題や模擬試験を自宅で受けて提出し、講師がチェックして評価してくれることが多いです。

通学は、仲間と一緒に教室でテキストを使って勉強を進めます。

試験に間に合うよう講師が計画を立てて分野の勉強を進めてくれるため安心です。

イメージとしては、塾や小中高の学校と変わりません。

スクールの選び方

スクールを選ぶ際のポイントは、以下の5つです。

スクールを選ぶ際のポイント
  1. 合格実績が豊富
  2. 学習教材が工夫されている
  3. 受講費用が予算と合う
  4. サポートが手厚い
  5. 口コミの評価がいい

本当に自分と雰囲気があっているか、学習の進め方があっているかは、実際に受講を受けてみないとわかりません。

しかし、前もって上記の5つをチェックしてから選ぶことで大きなトラブルは避けられます。

介護福祉士国家試験の勉強方法は2つ

介護福祉士国家試験の勉強方法は、「独学」と「スクール」の2つがあり、それぞれメリットとデメリットが存在します。

本記事で紹介した特徴やメリット、デメリットを読み返し、どちらの方法が自分にあっているのかよく検討しましょう。

自分に合った勉強方法こそ「合格への近道」です。

この記事を書いた人

ふくしこみゅ編集部
今後ますます需要が高まる「介護職」。すでに介護職の方にも、これから介護職になりたい方にも役立つ情報をたくさん発信しています。
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この記事を監修した人

医療と経済の架け橋である「医療経済学」を研究。テクノロジーとアイデアでヘルスケア関連の問題を解決すべく情報発信を行う。医療・介護サービスのDX化推進に向けたコンサルテーション事業に従事。

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